薄桜鬼風華伝 山南敬助篇の感想について
この記事は、Nintendo Switchのソフト「薄桜鬼 真改 風華伝」の攻略対象キャラクターである「山南 敬助」の攻略ルートをプレイした感想をまとめたものです。趣味趣向が含まれます。なお、ネタバレにご注意ください。
薄桜鬼の山南敬助は、柔和な雰囲気ながら有無を言わさぬ圧のようなものがある総長。間違いなく実力者集団である新選組幹部の中でも力関係で上位勢と言える山南さん。
劇中ではあらゆるルートで存在感を発揮している彼が主役の物語の感想です。
風ノ章 山南篇のまとめ
風ノ章は、わけあって京の街に父親を探しに江戸からやってきた男装の主人公、雪村千鶴が新選組の秘匿とされる「なにか」に関わってしまうことで騒乱に巻き込まれていく物語。
いつ殺されてもおかしくないような屯所での軟禁生活から始まったこの物語は、新選組にとって大きな事件である池田屋事件や禁門の変～鳥羽伏見の戦いまでが描かれる。新選組の境遇とおなじく目まぐるしく変わる千鶴の立場。隊士のみんなと過ごすうちに千鶴は新選組に気持ちを移していきます。千鶴が新選組に身を寄せたきっかけとなった研究に関して、山南が彼女にことの経緯を話してくれます。無関係ではいられなくなった千鶴は自分なりの考えで理解を深めていくのでした。
出会い
山南と千鶴は、一連の事件を目撃した千鶴の処遇をどうするかの幹部会議で出会いました⚔️ 不穏な空気が流れ、命の危険を感じるような発言を浴びせられ怖がる千鶴に優しい言葉をかけてくれます🥺
山南に対しては優しそうな印象を抱く千鶴でしたが、周囲の人間の迂闊な言動を指摘するちくちくとした言葉を耳にしたり、逃げ出そうとする千鶴を止める山南の目👀が全然笑っていない事で「いや。この人も怖いひとだ」と認識を改めたのでした😅
山南と千鶴の関係性
劇中でとある出来事以降、山南の言動は棘があるものが増え、お世辞にも接しやすいとは言えない複雑な関係となります😔 とはいえ、それは千鶴の所為ではなく彼自身の悩みからくるものなので、千鶴が接し方を変える事はありませんでした✨️
多少山南の態度も緩和しますが、その後悩みが解決する事はなく、彼が追い詰められていくのを千鶴はどうする事もできませんでした。
積み重ね
ぎこちなかった山南と千鶴でしたが、新選組に持ち込まれた研究の情報共有をしたことをきっかけに色々な事が起こる度に千鶴は山南に相談するようになります👨⚕️山南は自分の考えを話しつつ、千鶴が感じた事を共有します👓️ 多少皮算用を含む山南は、警告めいた発言をします。それでも彼なりの覚悟と思いに触れ千鶴は山南への信頼を高めるのでした👏
山南は大変な時でも他人を気遣う千鶴の姿に対し、張り詰めたものを解くような対応を見せ彼も少なからず絆されていくのでした🤝
切り札
危機的状況に立たされる新選組。山南は幹部に対し切り札と言えるようなものを齎します🩸各々選択は違いましたが、山南の執着にも近い情熱は研究に手を出した新選組にとって切っても切れない因果として影を落とすのでした。
千鶴もその狂気に触れ信じたいけど踏み入れることのできない領域を悟ります。山南の行動の意味を知った時、千鶴それを見届けたいと願ったのでした🌠
華ノ章 山南篇のまとめ
華ノ章の山南敬助篇は、新選組における戊辰戦争の期間が描かれる。王政復古の大号令以降、立場を失いつつある幕府軍。新選組も同様に新政府軍に侵攻されどんどんと後退を余儀なくされます。
一方、千鶴は自身の出自に関係する鬼についての事がわかってきます。千鶴を守りながら、新選組も守る土方。大きくなった責任が押し寄せ苦労する土方を、千鶴は献身的に支える道を選ぶのでした。
発端
新選組が江戸に戻ってきたのをきっかけに、千鶴は研究の資料が残っているかもしれないと実家の診療所へ山南を案内します📰 一定の成果は得たものの、これまで山南が苦しんでいた期間やいまだに解決しない問題に千鶴は心を痛めます。
新たな疑念も噴出し、何を信じたら良いかわからない千鶴は気が気ではない日々を過ごすのでした😢
規制
疑念が晴れない山南は行動制限を受ける事となります。千鶴はなんとかしたい気持ちで協力を申し出ますが、山南はそれを拒否しました🙅♂️本来であれば有り難い提案であるはずなのに山南は別案を土方に持ちかけます。
力になりたい、頼って欲しいと思う機会が増える千鶴でしたが、山南が手を取ることはありませんでした✋️
それはただの拒絶ではなく、彼なりの矜持と、踏み越えてはいけない一線を遵守した結果であり、彼は彼の信じる道を進むのでした。
居場所
何度も自分の立場を失う山南。千鶴はそんな山南の心情を思ってはもどかしい思いを抱きます😢 山南は自分に関わらない方が良いと距離を取りますが、千鶴は信じることをやめず、ついには新選組から離れる决意までします🔥
山南自身は彼女を思って危険から遠ざけるための行動だったのですが、千鶴の思いと信頼を聞き、すれ違い続けた先、彼女を守ると誓うのでした。
希望
望んだ生き方ではない道を歩む事となった者たちの思いを背負い、一縷の望みにかける山南と千鶴。彼らの旅は改めて始まるのでした❄🌸
ぐっと来たシーン
物語をコンプリートしたプレイヤーの感想です。考察や偏った意見等がありますが、一人の人間の意見として広い目で読んでいただけたら嬉しいです。
仇の娘
千鶴にとって新選組は自身の身を不自由にする敵ともとれる存在ですが、見方を変えるとその原因となった綱道の娘は裏切り者の関係者であり、下手すれば仇とも取れますよね💦
それを加味すると新選組の人間はやはり優しいというか、心が広いというか🤔それこそ山南の立場を考えれば思う事がありそうな感じなのに千鶴に対して内情を説明してくれた時は第三者視点でものを考え、なおかつ「あなたは強いですね」と言ってのけるあたり「えぇ！？器でかぁ！🙀」と思いましたよね。
そりゃちくちく言葉も出るわな🤦♀️
頭脳派の山南
新選組隊内が不穏な状態になって「これからどうなっちゃうの～！？😰」な心境になっているところを劇的にわかりやすい説明で現状を分析してくれる山南さん。
かっこいいことかっこいいこと👓️ 納得感がとてつもなくて「な、なるほどぉ～」となり、到底眠れなさそうな夜🌕️だったのにスッキリ寝れそうだな。となります💤
預言者のようにどしっと構えて状況を見据えているその姿はやはり総長はあなただと思わせてくれる安心感と心強さがあって頼もしい限りです😌
頭いい人って知性だけじゃなくて状況判断うまくて良いよね🥰
守りたいもの
山南は新選組のために身を削り、時に悪役になりながら隊のためを思って行動をする取捨選択が上手なタイプ。そんな山南は理解者が少なく、何かと疑いをかけられることが増えてきます😢
山南自身、自分のためと言いながらその行動は他人のことを慮っての選択なのですが、嘘がうますぎて千鶴がそれを信じ切ることができないもどかしさが「ああああ」となり、切なすぎて心臓がネジ切れるかと思いました🥺
山南の心千鶴知らず・・・！！！この二人のお互いの思いやりのすれ違いが良いっ😭
メガネってだけで良いのに腹に一物はもう敵うわけもなく。
まず味方から
山南は劇中でも平気で方便を駆使しますが、嘘とわかっていても「いや嘘だよね？ん？嘘なのか？！」と翻弄され掌で転がされてる感が「たまんねぇ！」ってなります✋️
とくに胸熱展開のネタバラシでテンションが上がりました⚔️
山南さんもだけど、他のみんなもカッコいいという・・・っ。
山南さんに弄ばれたい人生だった🤦♀️
まとめ
山南敬助の感想でした。このルートだけホラーやってんじゃねえの？😱ってくらいに心臓に悪いシーンが何回もあって毎度ひやひやさせられていました😅 嘘上手い人は本当にもう！私すぐ騙されるので心臓に悪いったらもう・・・っ！
そこ含めめちゃめちゃ楽しかったです🥰 山南さんと千鶴の信頼関係良いな～・・・😚なんかこう、心をすこしずつ受け取るじゃないけど、コミュニケーションをとっていく過程が知的というか大人というか✨️いいもん見れた。
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